2016年8月8日月曜日

項羽と劉邦


どうもニーハオ!AAの鈴木です!

先日市川の花火大会を見に行ってきました!
受験生は花火と聞いても騒音公害で訴えんぞコラくらいにしか思えないんでしょうが、やはり花火というのはいいものですよ!
綺麗なもんです。
たとえ勉強に追われていようとも、花火を美しく思える程の余裕は人間常に持っておきたいものですねー。

こうしてたまに花火を見て大学生ライフを満喫することもあるんですが、大学生の夏休みというのは基本暇なもので実は大してやることがありません!
ということでこの夏読書でもしてみようかと思い一冊目として手に取ったのが、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』です。

時は秦、今から数えて2200年前、始皇帝の亡き後大陸は統治する者を失い、中華は戦乱の渦へと巻き込まれていった。戦乱の世を統一するために旗を上げた人々の中で、最後まで立っていたのが項羽と劉邦。はたしてどちらが中華を手に入れることができるのか。。。!?
とまああらすじはこんな感じです。

僕もまだ読み終わってないので途中の感想なんですが、戦乱の世を束ねまとめ上げて上に立つためにはどうやら、徳というものが大事みたいです。
それは例えば仁義に厚く人から受けた恩は忘れず報いるとか、子分にやさしく兄貴分的な任侠を持ち合わせてたりとか、礼儀を忘れずかといってよそよそしくはなく、などです。
皇帝となる人物はただ戦に強いとか学問に明るいとかだけではダメで、人を惹きつけられる力を持っているか、すなわち徳があるか、ということが何よりも大事になってくるのです。
むしろ大して何か能力がなくても徳があるというだけで皇帝になる人もいるのです。
今風に言うならば皇帝はコミュニケーション能力が非常に高く、コミュ力おばけだったということですね。いつの世も大事なことはかわらないのですね。

こういうのを読んでいると自分も出世してーなーって思いますね。
みんなもいつ戦乱の世になっても天下がとれるように、日ごろから徳を積んでおきましょうね。
あー皇帝になりてぇ。
それではツァイチエン!